2014年5月20日火曜日

「花の鎖」読了。

ども!!
最近アフターファイブが楽しい私です!!

再開したアフターファイブの一個、読書。
通勤で電車に乗ってる時間が
1日合計8分しかないので微妙に中断してたんですが、
読み始めると止まらない。

特に湊かなえさんの作品は。

湊かなえ著『花の鎖』

以前読んだことのある『告白』と『贖罪』、『サファイア』も
1日か2日で読んじゃったんですが、これも1週間くらいで完読。
特に最後の半分は夜ご飯食べたあとも止まらずに、
思わずカフェに入って最後まで一気に読んでしまったという。


内容としては、地方の小さな町を舞台に、『雪月花』の名前を持つ
3人の女性のそれぞれの物語が
章ごとに語られていってわけですが…もう。(゜д゜)
面白い!!


湊さんの作品は読むたびに女の業、というか凄みを感じるますね。
短編集の『サファイア』以外の2作は結構似た感じでバッドエンドが多かったというか
救いがない…わけではないけど、私としては
後味もあんまり良くないものだったのに対して
これは最後に救いがあって、読後は結構爽やかな気持ちになれました。(^^)


や~、でも毎回思うのは、それぞれの物語が
読み進めるにつれてどんどんリンクしていく快感。
最初に『?』と引っ掛かるところがあるけれど、
疑問符をうまくすり抜けて物語が進み、
気が付いたときにはすべてのピースが出揃ってて
バババババ~~~~~っ!!て答えに繋がってく爽快感!!


うまいな~、計算されてるな~、
と満足で鼻息が荒くなります。( ̄▽ ̄)=3
しかも今回は結構ポジティブにグッと来る場面も多く、
思わずサンマルクで号泣。
夜のまったりカフェムードのカフェに響くすすり泣きと鼻水の音…。
とても良かったです。笑


またこういう作品を読みたいなぁと思います。
怖いやつも面白いんだけど、読み終わったときの辛さが体力いるんで笑
ちょっとずつセレクトしよっと♪

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