2012年6月17日日曜日

CICOUTEと伊坂と私。

みなさまこんばんは。

東京も梅雨に突入し、少々しっとりとした雰囲気となっております。
いかがお過ごしでしょうか?

わたくし、本日は素敵なCAFEに行ってまいりました。
その名も『CICOUTE CAFE』!!


「チクテ・カフェ」というこの不思議なCAFE。

なんと来月7月17日で閉店だそうなのです・・・(´・ω・`)
もちもちふわふわのマフィンや、
おいしいカフェ、お茶を出してくれるこのCAFE。
私の家からなんと30秒くらいで着くため、
ちょくちょく利用させてもらってました。


目印にはこんな素敵な看板も。

なぜ閉店なのかは分かりませんが
出てくるものはどれもおいしいものばかり。


夏限定のお野菜くったりトマトがしみてるラタトゥイユ。


シンプルだけどハムとチーズとマフィンのバランスが絶妙のマフィン。


こっくりとした味わいのカフェラテ。


手作りアイスに濃厚なイチゴのチーズケーキ。

んー。
幸せでした・・・( ´艸`)
この幸せを味わうために、並んだ時間。



…なんと2時間(;´ω`)
しかも一人。

私、どんだけ暇なんでしょうか(笑)


普段は並んだりしないんですがね、
今回は大好きなカフェへのFAREWELLということで、
少し頑張ってみました(笑)

そうして美味しい食事をした後に考えたこと。
料理って、作るのに結構時間がかかりますよね。
でも食べるのは一瞬。
たぶん作った時間の半分かそれ以上に短い時間で終わってしまうもの。
今回の私を考えると、待って、席について、食事が出てくるまで
2時間半。
食事に費やした時間、30分たらず。

そう考えたら、料理ってすごく儚いものだったんだなぁと。
でも、そんなに儚いものだからこそ、
人はそこから幸せも得られるのかなぁ、と思ったわけです。
労力をかけた分だけ、同じくらいのエネルギーを、人は受け取れるのかしらと。


伊坂幸太郎さんの著書『重力ピエロ』にこういう一節がありました。

「母さんは気休めが好きだった。人を救うのは、気休めのうまい料理だと信じていた。」

私もそれに賛成です。
料理する人間にとって、作ってることも楽しいんだけど、
何より思うのは食べてくれる人の幸せ、というか笑顔というか。
どんなに気持ちが落ち込んでいても、
美味しいもの食べたら気持ちも少し上を向くもので。
ダイレクトにエネルギーになるのを感じますよね。
私も以前すっごい落ち込んでて、笑えなくなってた時があって、
美味しいご飯食べて初めて笑えるようになりました。

だから、ごはんを食べるって、大事な行為なんだなぁ。
と、しみじみ実感してます。
待ってる間に『重力ピエロ』読んでたので、
自然にリンクしちゃったんでしょうね(笑)

大事な人の心をあっためるためにも、
自分のHAPPYのためにも、
料理も研鑽を積まなきゃね♪
それを教えてくれた CICOUTE CAFEと、
伊坂さんに、感謝。





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